暗闇のアリス first story[完結]
「そもそも、私はnightmareを裏切る気はないわ」
「ならば、殺さねばならないな」
「何度やっても同じよ。返り討ちにしてあげるわ」
「……そうだろうな。」
「あら?分かっているみたいね」
私は奴をからかうようにクスリと笑う
「このままここにいるのは時間の無駄ね。帰るわ」
私は椅子から立ち上がる
どうやら、時間の無駄だったようだ
そのまま、私はドアノブに手をかけようとした
「……nightmareの命令、と言っても帰るのかね?」
私は自分の耳を疑った