暗闇のアリス first story[完結]




照明の消えた部屋には二つのスクリーンの光だけが広がる




画面の中には昨日と同じように奴が座っていた




「やあ、Aliceくん」




そしてもう一方には



「久しぶりだねAlice。」




「nightmare、」





nightmareが座っていた





「Alice、休養中なのにすまなかったね。まさかこんな事になるなんてな」





「いえ。nightmareが決めたことにはしたがうわ」




「まあ、これからの事を話し合うとするか」



「待って。その前に、なぜ私が呼ばれたの?組織のトップが話し合うことじゃないのかしら」





「……Aliceくん。君は自分の力をしっかりと理解したほうがいい」






「どういうこと?」



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