暗闇のアリス first story[完結]
紫雨が私の紹介をした
「みんな、知っての通りここにいる宇佐見藍はdragonの仲間になった。
不満がある奴がいるかもしれないが、役職は幹部だ」
そこまでいい終えると紫雨は私を見た
―――私の出番って訳ね
私は紫雨から目をそらし前を向いた、
緊張はしてないが深呼吸をし、一歩前に出る
「…宇佐見藍だ、」
シーン
どうしようか、言う事がない
そう思った時、
(思った事を言えばいい)
そんな、紫雨の言葉が蘇る
そっか、
そして私は話し出した…