〜幼なじみは私だけの王子様〜
裏庭の奥まで進み、隠れ扉を開けて階段を軽く百段登ると屋上なの♪
「着いたよ〜。」
「気持ちぃな。」
「うん。」
なんか幸せ。
「…あのさ、お前…俺と会ったことないか?」
ふへぇ、何急に?覚えててくれたのかな?
「なわけないか。お前みたいな変なやつ。」
てぇ〜おぃ!!!少しでも期待した私が馬鹿だった。
「私もあんたみたいなな人とは会ったことありません。」
あ〜思わず言っちゃった。
「…だよな。」
え?今、すごく悲しそうだった気が…翔に限ってないか。
「今日はありがとう。お礼になんないかもだけど家まで送ってくよ。」
「あ、ありがとう。」