〜幼なじみは私だけの王子様〜

「あのさ、姫宮だっけ?」

「 っえ、な、何?」

てぇ何私は驚いてるんだぁ。

なんで初日から呼び捨てなんだぁ。

「今日、学校案内してよ?」

「へぇ。誰にしてもらうの?」

案内してもらうから何?
私に言ってどうするの?

「は?お前喧嘩うってんの?お前が俺様を案内すんだよ。」

「そうなんだ。」

…待ってよ。今、どういう状況なの?翔が私に話しかけてる。私が翔を学校案内する。

あ、なるほどね。簡単なことじゃん。

「 …て、えぇぇぇぇぇ」

私は驚きのあまりに叫んでしまった。

勿論この後先生に怒られました。
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