激甘Milk*Tea
「………私の家、ここだもん…」
……ん?
え、ここって…
「……まじ?」
尚輝あいつ、秘美の家の前で堂々とやりやがったな。
実習終わったら即効殺る!
「そっか、じゃあ家ん中はいれ」
時計はもう7時45分を示していた。
でも秘美はなかなか家に入ろうとせず、俺の服を掴んで話さない。
んー、この駄々っ子どうしようか(笑)
19という年齢と大人びた顔立ちからは
とても想像のつかない幼い秘美の行動に、
俺の心臓が久しぶりにドキッと音を立てる。