激甘Milk*Tea
side@裕之
「──…ふーっ」
秘美のことばに甘え、お風呂に浸かっている。
ふと、さっきのことを思い出す。
すこし元気がなく見えた秘美に、どうした?って頭撫でたら
『……もう帰っちゃうの?』
って…秘美可愛いすぎるから。
思わず赤面する俺に、びっくりする秘美にまで可愛いと思ってしまう。
なんか負けたっぽくて、嫌だった俺は
秘美に耳元で囁くってゆう意地悪をしてやった。
案の定秘美は真っ赤で満足して笑いかけると
ほんの少しだけ、秘美の目に怒りの色が見えた。
けどそれも一瞬で泊まっていく、
とかまた可愛いこと言いやがった。