激甘Milk*Tea





「……美紀ちゃんに頼まれて…」


あ~、嫌われちゃったなぁ


しゅん、と俯いていると

「あー…別に怒ってねぇから」


頭をぽんぽん、とされて緊張がとけたのと安心から視界がぼやける。


「16でも秘美は秘美だから、嫌いになったりしねぇよ」


そう言い、笑うゆうちゃんを見て我慢していた涙が溢れた。



「……っく……ぇっく……」


「……泣くな」


頬を撫でてくれるその手に安心してまた涙がでる。


「うー…ごめっねぇ」


嫌われなくて本当に良かった…


「…はぁ…泣くの反則だから…」


「だって、…嫌われっるって…おもっ…た」


「…嫌いになんてなんねぇよ」


ゆうちゃん、優しいしかっこいいしやばいよぉ(泣)





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