激甘Milk*Tea
Apricot*Tea
side@裕之
……秘美が椿と楽しそうに話ているのが見えた。
しかも泊まりがどうとか話してたし…
もしかしてもう付き合った…とか?
じゃあ俺の入る隙ねぇし。
けど諦めるとか無理だしな
とりあえず気持ちだけ伝えるかー
見えなくなるまで椿を見送る秘美に落ち込みながら
秘美が家に入るのを見届けて秘美の家に近づく。
ピンポーン
インターホンを鳴らす
『はい?』
「あー…俺、裕之」
バタバタバタ、と家の中で誰かが走る音がした。
秘美だったら、なんか転けそう(笑)
──どんっ
え……
がちゃ
「こ、こんばんわ~」