激甘Milk*Tea





「──…というわけでして~」


とりあえず、ゆうちゃんと松本先生が
同一人物だということは伏せて、
それ以外は全て話した。


「それなら珍しくぼーっとするのもわかるわ」


「私、そんなに態度にでるタイプじゃないはずなんだけどなぁ」


「ばっちり出てるから。秘美はバレてないつもりだろうけどね…」


ん?


「…“ゆうちゃん”と“松本先生”ってイコールでしょ」


なっ!?


「…えー違うよ~?」


「だから顔にでてるってば(笑)」


ま、まじで~

なんかショック…



「まぁとりあえず、実習生って言ってもここでは“教師”なんだから、周りには気をつけること!」


「うんっありがとう…(泣)」


う~、苺の優しさが目にしみる(笑)






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