激甘Milk*Tea
「…わりぃ……」
やっぱりそうなんだ…
俯いていると、私の頭を撫で
「あー…違うくて。俺がガキなんだよ」
「……へ?」
ゆうちゃんが……ガキ?
「ゆうちゃんは大人じゃんっ!ガキなんて私のほうだもん…」
そうだよ
私は所詮16のガキだよ
ゆうちゃんみたいな綺麗な人が
私なんかの相手してくれるだけでもありがたいのに。
それに加えてゆうちゃんは22歳。
どう見たって私なんかガキじゃん
「ガキだよ………」
そう言って自嘲気味に笑うと私をぎゅっと抱き締めた。
「ゆうちゃん…?」
「恥ずかしいからこのまま聞けよ?」
「…ぅん…?」
優しい声色になったゆうちゃんの声に
大好きなゆうちゃんの匂いに包まれながら耳を傾ける。