激甘Milk*Tea






「──…単刀直入に聞くけど、裕之のこと好き?」


ケホケホッ

と飲んでいたキャラメルラテが気管に入ったのかむせる秘美ちゃん。



「ごめん、ごめんっ!……でも図星?」


にっこり笑いかけると、顔真っ赤にした秘美ちゃんは


「……まだ2日だしわからないです。」


そっかぁ、だよな。

少し落ち込んでいると、


「…でも!」


ん?


「……でも、このままだと好きになりそうで怖い、です」


え、怖い…ってなんで?


「…なんで、怖い?」


そっと頭を撫でてみる。

すると顔を真っ赤にして、


「う……だって、大学生からみたら私なんかガキですもん」

少し頬を膨らませ、口を尖らせる秘美ちゃんはもっと幼くみえた。







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