激甘Milk*Tea





私が抵抗しないのをいいことに、キスはどんどん激しくなる。



好きな人じゃない人とのキスはなにも感じなくて、ギュッと目を瞑ると涙がでた。





無理やりこじ開けられた唇からなおくんの熱い舌が入ってきた。


やだ、やだ、やだ。




なおくんの左手はいつの間にか顎から離れ、
私の私の鎖骨をなぞっていた。


反射的にビクッとなる私を見て、フッと笑い

「……かわいー、ますます泣かしたくなる」







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