男嫌い×女嫌い=❤
俺は、宝福高等学校の校門をくぐった。

なんだかちょっと騒がしかった。



「きゃぁぁぁぁ」
「あれ誰!!??」
「ちょーかっこいいんですけどぉ」
「話しかけてこよぉー」

「はぁ」

始まってしまった。

すぐに俺の周りには女が群がってきた。

「くせー・・・」

周りに群がる女は濃い化粧に臭い香水。

甘ったるい声で話しかけてくる。

「急いでるからっ!」

言っても離れない。

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