龍太郎一味のグダグダ会議
「何と言っても黒焦げ」

冷やし中華をチュルルルッと食べながら言うのは出麼。

毒舌だが、クラスメイトの雛菊とは仲良くしている。

アウトドアな性質上、雛菊とは気が合うのだろう。

「黒焦げも、野生児の匂いがする」

裸族だしね。

「私はやっぱり七星ちゃんと仲良しだから、りゅうたろーいちみといえば七星ちゃんだぴょん、あと、遊里ちゃんにもまたご飯食べに来て欲しいぴょん」

五所川原越しに花音が言う。

七星はクラスメイトというよりは、ちょっと年上のお姉さんといった印象か。

遊里は一緒に騒げる友達感覚のようだ。

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