龍太郎一味のグダグダ会議
「あれだけ本編や番外編を連発するんだから、色々アイディア詰まってるんでしょうね」

空いた器を片付けながらアリスカが言う。

「一説によると、天神シリーズのエンディングも既に考えているとかいないとか…」

まぁ、まだ終わらせるつもりはないですけどね。

「そんな先まで…相当妄想激しい人なんだよ、きっと」

呆れる雛菊。

「俺が気になるのは、俺がどこまで強くなれるかだな…」

腕を組む龍太郎。

『理事長的には、きっと龍太郎君を天神学園最強まで育てたいんだよ』

にこやかに小夜が龍太郎の肩を叩く。

「随分と気の長い話だな…先に体育教師の屋敷でシゴキ殺されるような気もするが…」

龍娘がやれやれと溜息をついた。

「という訳でSさん、納得頂けたでしょうか?理事長の頭の中は、私達でさえ計り知れません。でも脳味噌は恐竜並みの小ささだと思われます」

アリスカ、うるせぇ。

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