龍太郎一味のグダグダ会議

二学期イベントもひと段落ですね

「今日の議題はこちら！」

久々、白衣、伊達眼鏡姿の雛菊がホワイトボードに議題を書き込む。

『二学期主要イベントは前半戦終了』

「龍太郎先輩、タイマントーナメントお疲れ様でした｣

「傷の具合はどうなん？」

いつもはちょっと龍太郎の事をからかい半分な七星と遊里が、珍しく敬意を表している。

流石にあの戦いを見た後では、多少尊敬の念も持つというものか。

「ああ、だいぶよくなったぜ。次回本編の頃にはほぼ治ってるだろうな｣

胸の傷に触れる龍太郎。

「不肖の弟子ながら、今回は丹下はよく頑張っていたと思うぞ…うむ」

ホットココアを飲みながら、龍娘が言う。

その横では小岩井やアリスカ、喜屋武もコクコク。

「な、何だよ、皆して誉めちぎりやかって、気持ち悪ィな」

龍太郎、何だか照れる。