龍太郎一味のグダグダ会議
「冷たいようですが…あちらの龍太郎さんは最早手遅れです…最もやってはならない『過ち』まで犯してしまった…彼は彼の世界で、孤独という贖罪を果たしてもらわなければなりません…」

小岩井の言葉が重く圧し掛かる。

『龍太郎君も…こっちの龍太郎君もああなっちゃう事かあるのかな…お姉さんの雛菊さんや、仲間の皆を見捨ててしまう事があるのかな』

小夜が不安そうに龍太郎に視線を向ける。

「ねぇよ」

龍太郎は言い切った。

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