龍太郎一味のグダグダ会議
七星が広げた英語の教科書、その指差したページ。

シャーペンの筆記体でこう書かれている。

『With what am I avoided?(何で私の事避けるんですか?)』

英語に堪能な七星らしい。

わざと英語で書いたのは、他の生徒に覗き見られてもバレないように。

「…………」

箱、汗をかく。

滝のような汗をかく。

滝汗すぎて、被った箱がシオシオになっている。

だが、震える手でシャーペンを持ち出し。

『It became a breast phobia. (おっぱい恐怖症になったのです)』

「嘘つけコラァアァァアァァッ!」

七星、怒りのコークスクリューブローッ!

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