龍太郎一味のグダグダ会議
「き、気を取り直して次の疑問いくぞ」

龍太郎がメモを読み上げる。

「H.M.からの疑問で『龍太郎ッて主人公?影薄くない?寧ろ脳も薄くない?』」

…………。

丁寧にメモを折り畳んで、そのメモをコタツの上に置いて、一呼吸置いて。

「てめH.M.ゴルァッ!じぉおぉおぉとうだこの野郎表ぇ出ろやゴルァアァアッ!やってやんよ!ガチでボッコボコにしてやんぜ!てんめぇええああぁっ!」

やたらと吠える龍太郎を、雛菊と小夜が慌てて止める。

「龍太郎が中学の頃に戻ったぁあぁっ!」

『龍太郎君駄目だよっ!落ち着いて!』

< 161 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop