龍太郎一味のグダグダ会議
青痣だらけになって部屋に戻ってきた龍太郎に。

「アンタ本当に小夜ちゃんの気持ちが全く分からないの?」

アリスカが呆れた顔をする。

「い、いやまぁ…最近多少は小夜の考えてる事も理解できるようになってよ…日常会話程度なら何とか…」

まるで外国人と英会話しているような言い草である。

「スペシャルバカにしては大した進歩だがなぁ…」

じれったそうに頭を掻く龍娘。

「でも、肝心な小夜ちんの気持ちは分からないの?」

「わからん。ていうか」

龍太郎が小夜の顔を見る。

「さっきからみんな言ってるが、小夜の気持ちって何だ?」

『~~~~~っっ』

意中の相手に面と向かって問われ、小夜赤面。

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