龍太郎一味のグダグダ会議
「あっ…ああぁあぁあぁあっ!」

ここに来て、ようやく雛菊も事の重大性という奴を認識した。

恐らくは今、ベッドの脇に置いてある時計を見て絶叫している事だろう。

「酷いよ!何でもっと早くにチューして起こしてくれないのぉっ?」

え、そこ何でチューなの?

首を傾げつつ、色白男子はドア越しに叫ぶ。

「話は後です!早く制服に着替えて出発しないと!」

< 225 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop