龍太郎一味のグダグダ会議
まぁそれはともかく。

『なかなか進展しないんじゃないですかねぇ…アルフレド先輩は多忙な人ですし…』

小夜が尤もな意見を言う。

「しかし忙しいというなら、生徒会長だって相当多忙な筈だぞ?なのに皇帝と上手い事やっているというではないか」

龍娘が言う。

「でも事実、あの二人はあんまり進展していないって話だけど?」

「まぁ奥手だからねぇ…二人とも…」

アリスカの言葉に雛菊が、うーん、と考え込む。

「いやいや、問題はそこではなくてな」

海老天の尻尾までガジガジ齧りながら、龍娘が口を挟んだ。

「筱萠の無理難題に問題があるらしい」

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