龍太郎一味のグダグダ会議
「これだから武道のイロハも知らねぇ奴は…」
頭をガシガシ掻きながら舌打ちする龍太郎。
「太極拳やってたんだよ」
「太極拳?」
月が鸚鵡返しにする。
中国の老人などが、早朝に公園などでゆったりとした動きでやっている、あれだろうか?
確かに『拳』とつくからには、あれも武道武術の一種なのだろうが、格闘技には疎い月から見れば、あんな緩慢な動きで強くなるとは思えない。
「わかってねぇな、生徒会長サンよ」
得意満面な顔をする龍太郎。
スペシャルバカにそういう顔をされると、何かむかつく。
頭をガシガシ掻きながら舌打ちする龍太郎。
「太極拳やってたんだよ」
「太極拳?」
月が鸚鵡返しにする。
中国の老人などが、早朝に公園などでゆったりとした動きでやっている、あれだろうか?
確かに『拳』とつくからには、あれも武道武術の一種なのだろうが、格闘技には疎い月から見れば、あんな緩慢な動きで強くなるとは思えない。
「わかってねぇな、生徒会長サンよ」
得意満面な顔をする龍太郎。
スペシャルバカにそういう顔をされると、何かむかつく。