龍太郎一味のグダグダ会議
小夜のツッコミに、またも虚ろな瞳を向ける龍太郎。

彼はそのまま。

クラッ…と。

白目を剥いて仰向けに引っ繰り返る!

『きゃあぁあぁあっ!龍太郎君大丈夫っ?』

アワワとうろたえる小夜。

…丹下 龍太郎、間もなく17歳。

生きてきて最も脳味噌をフル回転させて勉強に臨んだ結果、彼の頭は容量オーバーしてショートを起こし、ブレーカーが落ちてしまったらしい。

でもウイルスとかにやられてなくてよかった。

適度に休憩させて、再起動させてあげて下さい。

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