龍太郎一味のグダグダ会議
現実的な話、幽霊と結婚するというのはどうなのか。

「いや…しかし…」

ようやく鼻血が止まったのか、小岩井が声を上げる。

「あのお笑い幽霊…彼はなかなかの好青年です…自分は一目置いていますが…」

「小岩井さん、あのお笑い幽霊の事知ってるのかよ?」

龍太郎が言う。

「ええ…まぁ…」

頷く小岩井。

かつては同じ幽霊としての間柄。

知らぬ筈などない。

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