龍太郎一味のグダグダ会議
「「『へ?』」」

目を丸くするアリスカ、雛菊、小夜の三人に。

「何だ、知らずに迷い込んできたのか小娘ども」

中年男はニヤリと邪悪な笑みを浮かべる。

「お前達が気安く捕まえているそのチャイナビューティー…天神学園教師は仮の姿、真の正体は中国黒社會(ヘイシャーホェイ)の頭目、李 龍娘様…人身売買を生業とするチャイニーズマフィアの頭領なのさ」

「「『えぇえぇぇえぇえっ!』」」

絶叫する三人娘。

「迂闊に黒社會の縄張りに足を踏み入れるとは、飛んで火に入る夏の虫!お前達はこれから黒社會の構成員達にシャブ漬けにされて弄ばれた挙句、どこの国から来たとも知れない怪しげな富豪達に、奴隷として買われていくのさっ!はっはっはっはっはっ!」

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