龍太郎一味のグダグダ会議
男子校敷地内、体育倉庫。

「きゃあっ!」

体操用のマットに突き倒され、七星は身を抱き締めて縮こまる。

「たまんねぇよなぁ…こういう優等生に乱暴するってのはさぁ…」

ジリジリとにじり寄る男子生徒達。

その数10人以上。

七星一人を相手に、大の男が寄ってたかって。

それはそれは見苦しい光景であった。

しかし、そんなお楽しみの邪魔をするように。

「!」

体育倉庫の扉がノックされる。

「…ほっとけよ」

今は取り込み中だ。

そんな事よりこの目の前のけしからん娘に、あんな事やこんな事を…。

「!!」

そんな彼らの邪魔をするように、扉は執拗にノックされる。

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