龍太郎一味のグダグダ会議
「何だてめぇら!」

「他所の学校の奴の殴り込みかぁっ?」

体育倉庫にいた連中の他に、騒ぎを聞きつけた男子生徒達がワラワラと集まってくる。

あっという間に50人以上。

「少ねぇな」

「丹下、城山、怪我させるなよ?神楽を取り返すのが目的だからな?」

『そういう龍娘先生もやり過ぎないで下さいね?』

龍太郎達は50人以上を前に、平気で軽口を叩く。

「嘗めてんのかこの野郎!」

一斉に襲い掛かろうとする男子生徒達!

しかしその足元を。

「うおっ!」

どこからかの狙撃が撃ち抜いた!

「アリスカの奴か…アイツすげぇな」

龍太郎が目を丸くする。

恐らくは200メートル以上離れた所から狙撃しているに違いない。

流石は超一流のエージェントだ。

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