龍太郎一味のグダグダ会議
狙撃手に狙われているかもしれない。

萎縮する男子生徒達の中。

「よぅ、七星、無事か?」

龍太郎が体育倉庫を覗く。

男子生徒達には指一本触れられていないまま、しかし泣きべそをかいた七星の姿がそこにあった。

「何だよ、泣く事ぁねぇだろ」

ニッと笑う龍太郎に。

「何よぉ…」

顔をクシャクシャにして泣く七星。

「さ、帰ろうぜ。アリスカの部屋で美味いもん食いながら会議だ」

龍太郎が笑う。

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