龍太郎一味のグダグダ会議
どこからか、悲鳴が聞こえたような気がした。

「お」

龍太郎がその声に気付く。

「小岩井さんの方も終わったみてぇだな、老師、そっちはどうだ?」

龍太郎が振り向くと。

「何を言っている、私の方はとうの昔に終わっている」

龍娘は横たわった男子生徒の背中を足蹴にしていた。

そこへ。

「うわ!派手にやったわね…」

「流石龍太郎に龍娘先生」

合流したアリスカと雛菊が声を上げる。

彼ら二人の足元には、累々たる屍の如く、男子生徒数十名が倒れていた…。

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