龍太郎一味のグダグダ会議
――――龍娘の部屋を出て、雛菊達三人は大晦日の街を歩く。

「雛菊ちゃんはこれからどうするの?」

「私はちょっと用事を済ませて、元旦には里帰りするよ。アリスカちんは彼氏とデート?」

「で、デートっていうか…ん、まぁ…ちょっと行くとこあるの」

楽しそうに話す雛菊とアリスカ。

「小夜ちんは新年の予定は?」

雛菊の問いかけに。

『それ以前に龍太郎君がどんな年越しになるのか…まだ学園にいるって話ですけど…』

眉をハの字にする小夜。

「あぁ、そっかぁ…小夜ちんには弟の事で心配かけるねぇ…」

苦笑いしながら上着のポケットに両手を入れた雛菊は。

「あ…あ?…あぁあぁあぁあぁっ!」

突然絶叫した!

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