龍太郎一味のグダグダ会議
「小岩井さんは、小柄な女の子はどう?」

雛菊、尚もニヤニヤ。

どうしてすぐにそうやってくっつけたがるのか、このアホの子は。

『駄目ですよ雛菊さん、小岩井さんには雪ん子ちゃんがいるんですから…』

小夜がさりげなく窘める。

「え?小岩井さん、女の子には興味なさそうな真面目な雰囲気なのに」

目を丸くする七星。

「その辺も含めて、お花っ子ちんに色々訊いてもらわなきゃね」

雛菊、更にニヤニヤ。

「…何の事か…わかりかねます…」

小岩井ははぐらかすようにアップルティーを口にした。

< 439 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop