龍太郎一味のグダグダ会議

ちょっとおまけ·矛を止めると書いて『武』と読む

寮の部屋で寛いでいたアリスカの携帯が鳴る。

液晶に表示された番号を見て、彼女の表情は強張った。

『任務』の時にかかってくる緊急回線。

即座にアリスカは通話ボタンを押す。

「はい、エージェント・アリスカ」

その顔は、いつもの愛らしい少女の顔ではない。

時に冷酷なまでにドラグノフの引き金を引く、超一流のスナイパーの貌だった。

< 481 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop