龍太郎一味のグダグダ会議
ならば。

その提案を呑んだのならば、今この場で少女が小岩井を殺そうとしても何ら問題はない。

「さぁさ…」

どこから取り出したのか。

少女の身の丈以上の刃渡りを持つ、鋸状の刃を持つ刀剣を両手で構え、彼女は愛らしく微笑む。

「Ob Sie Sie stechen werden, oder führt zu Ende, ob Sie es schneiden werden, oder schnitzen Sie mit Fleisch?(斬ろうか刺そうか貫くか、それとも肉を刻んでやるか)」

呪詛にも似た呟きと共に。

「遊びましょ、お兄様」

少女は一足飛びに襲い掛かってきた!

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