龍太郎一味のグダグダ会議
が。

「…………」

絶妙のタイミングで放った斬撃を、小岩井は少女の眉間に触れる寸前で止めてしまった。

「うふっ…うふふふふふっ…」

笑う少女。

次の瞬間。

「がっ!」

少女の目の前の空間から飛び出してきた大金槌の横殴りが、小岩井の脇腹を殴打する!

へし折れる肋骨の音。

くの字に折れた小岩井の華奢な体は吹っ飛び、そのままアスファルトへと横倒れになる。

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