龍太郎一味のグダグダ会議
アリスカが、七星が、龍娘が。

「「「うわぁあぁぁっ!」」」

声を揃えて後ずさる。

「誰が呼んだのこの子っ?」

「馬鹿者、志摩を加入させるとは何事だっ!」

「遊里ちゃん、お願いだからCMだけはっ!」

三者三様、怯える姿に龍太郎が首を傾げる。

「どした?この小娘がどうかしたのか?」

「お?お兄さん誰?」

入室許可も得ていないのに、ズカズカとアリスカの部屋に入る遊里。

「あぁん?」

何も知らない龍太郎、遊里にメンチ切る。

「名前を訊ねる時は、まず自分の名前を先に名乗っ「遊里踵落としぃっ!「ぐはぁあぁあっ!」

龍太郎の台詞が終わらないうちに、遊里の蹴りが炸裂!

踵落としとか言いながら、放ったのは前蹴り。

しかも手加減無しで顎にクリーンヒットだ。

龍太郎、仰向けに引っ繰り返る。

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