龍太郎一味のグダグダ会議
そんな訳で、藁をも掴む思いで生徒会室の扉を叩いた七星なのだが。

「おや、誰です?貴女は」

入室を許可され、最初に目が合ったのは男子生徒だった。

三白眼でつり目、そしてメガネ、茶色に近い短め金髪。

「あ、あの…生徒会長にお話があって伺ったんですが…」

少し恐縮そうに言う七星。

「ああ…生憎と生徒会長は現在席を外していましてね…用件ならば僕が聞いておきますが」

そう言って生徒会副会長にして『キングオブナンバー2』の異名(皮肉)を持つ男、アルフレド・バルツァーは七星を見た。

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