龍太郎一味のグダグダ会議
スパイとか超有り得ねぇ。

学生のうちから、こういう汚い手段を覚えると将来碌な大人にならない。

断固として、ええ、断固として生徒会長は反対するに違いない。

そう考えた七星は、この時点ではまだまだ天神学園というものをわかっていなかった。

アルフレドが拳を握り締めて語っていると。

「何を力んでいるのですか?アルフレド君」

静かに生徒会室の扉が開き、ネコミミカチューシャにエプロンドレス姿のメイドを従えた、白髪の美少女が衣擦れの音さえさせずに入室して来た。

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