龍太郎一味のグダグダ会議
それでですね、と。

散々な言われようの七星の横で、アルフレドが続ける。

「彼女、龍太郎一味から逃れたい為に、我々生徒会に助けを求めてきたのです。何とかして欲しいと」

「そこで副会長が、そのけしからん娘から龍太郎一味が手を引くように便宜を図ってやると?」

イリアの言葉に頷く副会長。

その代わりの条件として、龍太郎一味へのスパイを務めろという指示は伏せたが。

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