龍太郎一味のグダグダ会議
それでも防人は戦った。

村を守る為に。

一族を救う為に。

命懸けで習得してきた結界を駆使して、何とか人外を封じ、退けようとする。

己の顔を焼き払われ、命の危機に晒されながらも。

…皆、家族だから。

どんなに嫌われようと、どんなに恨まれようと。

彼らは自分をこの世に生み出してくれた家族だから。

…自分が恨まれ、その結果一族の者が笑顔になれるのならば。

それが小岩井 防人の存在意義。

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