龍太郎一味のグダグダ会議
「次は私ぃ」

挙手した雛菊は。

「え?また?」

アリスカに大音量の音楽の流れるヘッドホンをつける。

困惑するアリスカを他所に。

「眼鏡男子君は、海水浴で手に入れたアリスカちんのポロリ写真をどうしたんだろ?」

訊くと思ったよ。

ほぼ無茶ぶりに等しかったあの出来事。

さぞかし眼鏡男子も困り果てている事だろう。

『でも、捨てたりはしていないと思いますよ?』

赤面しながら小夜が言う。

「だけど頻繁に見たりせずに、どこかに封印してそうだよね」

ケタケタ笑う雛菊。

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