龍太郎一味のグダグダ会議
それは、まさしく裏の世界に伝わる禁断の術。

自我を崩壊させ、人間の心を崩壊させ、引き換えに人体の神経系、筋肉、骨格が耐えられないほどの身体能力を引き出す術。

この術を施す事によって、その者は肉体の許容範囲を超える力を発揮し、代わりに理性をなくす…即ち、身も心も獣と成り下がる。

しかし、得られる戦闘能力は折り紙つきだ。

人間でありながら、人外や悪魔、神にも匹敵する力を得られるかもしれない。

いや、『臥龍』と呼ばれる事もある龍太郎ならば、それらを超越した能力を得る事さえ可能かもしれない。

ただ、術の後に待っているのは人間としての終焉。

つまり、よくて廃人、悪ければ死なのだが…。

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