龍太郎一味のグダグダ会議
「ああぁあああぁああぁあぁぁあぁあぁっ!」

気がつくと、彼は処刑人の剣を顕現させて突進していた。

次々と撃ち出される、付喪神の火球。

それを肩に、腹に、頬に食らいつつも止まらない。

焦げ痕、火傷もそのままに間合いを詰めた小岩井は、剣を横薙ぎに振る!

なかなかに戦い慣れた付喪神だったのか。

初太刀を回避するものの。

「!!!!」

その刃はしっかりと、付喪神の胴を捉えていた。

金属製の胴体だというのに、紙でも斬るかのように容易く引き裂く!

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