龍太郎一味のグダグダ会議
無論、付喪神が見逃す筈もなく。

発射された火球が、小岩井の胸板に直撃した!

小さな爆発が起き、彼の胸の肉が抉られる。

それでも。

「おぁああぁあぁぁああぁあぁっ!」

らしからぬ咆哮と共に、小岩井は斬った。

大上段から袈裟懸けに。

最早取り返しがつかぬほどの深手。

肩から腰の辺りまで、処刑人の剣が深々と切り裂く。

付喪神の体内に蓄積していたオイルが流れ出し、右手の火種に引火。

付喪神は、小岩井もろとも大爆発を起こす!

< 816 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop