龍太郎一味のグダグダ会議
まるで時代劇にでも出てくるような、しかし幽気漂う鎧武者。

傍らには青白き鬼火が複数揺らめいている。

何より、その鎧武者の顔は…白骨だった。

空洞の眼で小岩井を睨む、骸骨の鎧武者。

確認するまでもなく死者に相違ない。

彼は腰の太刀をスラリと抜くと、物言わぬまま正眼に構える。

死してもまだ武士か。

いざ尋常に。

その言葉の代わりに。

「…鎧武者を生者の世界で力を振るう『悪しき存在』と認定…強制的に在るべき世界へと送り返す権限を行使します」

小岩井は右手に処刑人の剣を顕現させ、これに相対する!

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