龍太郎一味のグダグダ会議
「そもそも吐血博士は何で留年したの?」

アリスカがコタツに入って背中を丸める。

「設定集によると、『鍛練と医学によって超人を生み出す人体力学を研究…しすぎて留年』って事らしいぜ」

あっという間にココアを飲み干しておかわりを要求し、アリスカに『自分で淹れなさい』と叱られる龍太郎。

「頭よすぎて研究に没頭し過ぎたんだねぇ」

そんな事もあるのか、と雛菊が呟く。

吐血博士ほど頭脳明晰なら、高校卒業という学歴など瑣末な事なのかもしれない。

< 92 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop