龍太郎一味のグダグダ会議
「続いてはPさんから、『一度小岩井さんとゆっくり哲学の話をしてみたいのです』」

アリスカがメモを読み上げる。

龍太郎一味の中では良識派の小岩井。

人間、幽霊、死神と波乱万丈な人生を送っている人なので、それなりの人生哲学を持っていそうだ。

「…自分と…ですか…」

茶を啜りながら淡々と呟く小岩井。

「奥方さんや箱先生に納得して頂けるようなお話が出来るかどうか…些か心配ですが…」

< 941 / 1,165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop