浮気彼氏に制裁を 〜悪魔と私の交換条件1【完】



「だから…


私と別れて。」






「…………くそっ」



優はそう言って、ズルズルとしゃがみ込んだ。


途中、唇と唇が掠るんじゃないかって思うくらい近くて


胸の奥がヒヤッと冷えた。







「ゆな、ごめん。

……ごめん。」



謝られても、全然嬉しくない。


ただ、虚しくなるだけ…。


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