浮気彼氏に制裁を 〜悪魔と私の交換条件1【完】
一瞬胸がヒヤッとした。
そして同時に、スッと優の顔が過ぎった。
「そんなわけ…ないでしょ。
私彼氏と別れたばっかりなのよ?」
「ふーん。」
興味なさそうな声と、
なんと言うか…冷たい笑顔…。
「は、離れて…っ。」
表情と態度の変化に比べ、顔が近いのは相変わらずで…
「へー
顔にはキスしてって書いてあるのに?」
「何言って…!」
焦る私をよそに、近づく顔。
「ちょ…っ」